【図解入門 TCP/IP】を読む - その5
定番プロトコル
各階層に「ほぼこれを使用する」という定番プロトコルが存在しています。
- 有線環境 イーサネット
- 無線環境 IEEE802.11
- ネットワーク層 IP 一択
- トランスポート層 通信の信頼性重視ならTCP リアルタイム性重視ならUDP
- アプリケーション層 HTTP HTTPS QUIC DNS の4択
ネットワークを構成する機器
・前提として
存在するネットワーク機器が全ての階層のプロトコルを見て処理できるわけではない
物理層で動作する機器
物理層は、ケーブルやコネクタの形状、そのピンアサイン(ピン配列)など、物理的な仕様について、全て定義されている階層です。 物理層で動作する機器は、パケットを光/電気信号に変換したり、電波に変調したりする機能を持っています。
NIC
PCやサーバーなどのコンピューターをネットワークに接続するために必要なハードウェア。全てのネットワーク端末は、アプリケーションとOSが処理したパケットをNICを通してLANケーブルや電波に流します。
リピーター
LANケーブルを流れる電気信号は、伝送する距離が長くなるほど減退し、100m近くなると波形が壊れます。リピーターは、それをもう一度増幅して、波形を整えて、もう片方に転送します。これで伝送距離を延ばして、より遠くへパケットを届けられるようにします。(光ファイバーケーブルの普及もあってあまり使われなくなってきています。)
リピーターハブ
受け取ったパケット(ビット)のコピーを、他の全ポートに転送する機器です。
メディアコンバーター
メディアコンバーターは電気信号と光信号を相互に変換する機器です。
メディアコンバーターを私たちなりに例えると
データ(ボール)を届けたくて、ターザンロープ(LANケーブル)でいけるところまで行ったが、着地地点までいけなかったので、その途中を光信号(ぶん投げる)にして遠くまで飛ばして、着地地点に届ける手法。
⛰🚡🤽=✨=>
🥎🤲🚡⛰
アクセスポイント
パケットを電波に変調・復調する変換器です。
無線と有線の架け橋になっているので、身近なところではWi-Fiルーターをアクセスポイントとしています。
ひとこと
例え をがんばりました。
参照
本書のみ