【図解入門 TCP/IP】を読む - その7
ネットワーク層で動作する機器
ネットワーク層は、ネットワークとネットワークをつなぐ階層です。 ネットワーク層で動作する機器は、IPパケットのヘッダーに含まれる「IPアドレス」の情報をもとにパケット転送を行います。IPアドレスは、ネットワーク層における住所、つまり識別子です。
ルーター
端末から受け取ったIPパケットのIPアドレスを見て自分のネットワークを超えた所にいる端末へ届ける役割を担っています。また、そのIPパケットをえっさほいさとバケツリレーして目的地に届けます。
やってる動きはデータリンク層と同じだと感じられました!
気になって調べた海底ケーブル
やばすぎわろタンバリン
海底ケーブルgif
L3スイッチ
ざっくり言うとルーターにL2スイッチを足し合わせたような機器です。ポートをたくさん持っているので、たくさんの端末を接続できますし、IPパケットをルーティングすることもできます。L3スイッチはMACアドレステーブルとルーティングテーブルを組み合わせた情報を、FPGAやASIC書き込み、その情報をもとにスイッチングしたり、ルーティングしたりします。 FPGAやASICを使用するため、高速なパケット転送処理が可能ですが、ルーターと同じような多彩な機能を備えているわけではありません。(ハイエンドのL3スイッチはルーターと同じ機能を持っていたりします)
トランスポート層で動作する機器
ファイアウォール🔥🚒
ネットワークの安全を守る為に使用する機器です。
ファイアウォールは端末間でやり取りされるパケットのIPアドレスやポート番号を見て、通信を許可したり、ブロックしたりします。
この通信制御機能のことをステートフルインスペクションといいます。
現段階での見解🧐
層によって役割があってやってること(送信端末→中間機器→受信端末)の流れが一緒、名前が違うので混乱している
ただ、IPアドレスを辿れば特定できるのはイメージ出来た👮♂️
まとめ
ネットワーク層はその名の通り、ネットワークとネットワークを繋いでいて、ルーターによって渡しています。
トランスポート層は、通信制御を行うセキュリティ面の階層で、ファイアウォールで安全を守っています。
私たちなりの例え
ネットワーク層は駅伝、ルーターが中継地点、そこで襷(たすき)をバトンタッチして送る。走っているのがパケット🏃♂️
トランスポート層は、警察👮♂️、ファイアウォールは検問🚓
参照
IPアドレス
https://ja.wikipedia.org/wiki/IP%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
ASIC
https://ja.wikipedia.org/wiki/ASIC
FPGA
https://ja.wikipedia.org/wiki/FPGA